塗装をする目的は、美観を高めるだけではなく、家や屋根などの下地を保護することで、強い家を維持するために行われています。

そして、現在、塗料は進化を続け、屋根に塗ることで遮熱効果を得られるようになりました。

そして、遮熱効果を持った塗料で有名なのが、「サーモアイSi」というものです。

この記事では、日本ペイントが開発したサーモアイSiとそれを塗るポイントについて解説していきます。

遮熱効果のある塗料がどうして有効？

近年はどんどん地球の温暖化が進んでいて、日本でも真夏になると40度を越えるような地域が出てきています。

それに伴って、家の中での住環境も厳しいものになってきています。

影響を与えるものは、間取りや風通しなどもありますが、屋根の遮熱性にもあります。

屋根は直接太陽の光を受けて高温になり、その熱が伝わって家の中を高温にしていくのです。

つまり、遮熱効果がある塗料を塗ることで、快適な住環境を維持し、ひいては省エネや電気料金を抑えることにもつなげられるのです。

サーモアイSiには遮熱効果があるので、現代に合った塗料といえるのです。

サーモアイSiの特徴

サーモアイSiの特徴は、現在主流のシリコン塗料に属していることです。

塗料には、以前主流であったウレタン塗料やフッ素塗料などさまざまあります。

その中で、シリコン塗料が優れている点は、耐用年数が長くなることと塗料の料金が低いことです。

耐用年数が長い

従来よく使われていたウレタンの耐用年数が8～10年であるのに対して、シリコンは10～15年に延びています。

塗料の耐用年数が長くなると、塗料本来の性能を維持できるので、家の資産価値を長期間適切に守れるのです。

また、次の塗り替え時期が延びるので、長期的に見ても節約効果があるのです。

料金が安い

シリコンはウレタンと比べて、耐用年数が長くなりますが、塗料の料金がそんなに高くないのが特徴です。

いくら、塗料の耐用年数が延びたからといっても、塗料自体の料金が高ければ、おすすめできません。

しかし、サーモシリコンアイSiのシリコン塗料はそれ程高い塗料ではないので、リーズナブルに施工できるのです。

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