外壁塗装で主流の塗料
シリコン塗料は、現在、外壁塗装に使われる塗料としては最も人気が高く、主流となっている塗料です。
シリコン塗料の大きな特徴は、品質や耐久性、そしてコスト面でバランスが取れているという点です。
つまり、アクリル塗料と比べると耐久性が長く、一度塗ると10年~12年程度は良い状態を維持できますし、それでいてコスト面では他のフッ素塗料などと比べると低価格という魅力があります。
シリコン塗料のメリットとは?
シリコン塗料には、たくさんのメリットがあります。
耐久性や耐候性が高く、紫外線や雨による劣化が少ないですし、湿度や温度の変化によってクラックが入りにくいという特徴があります。
また、透湿性も高いため、湿度が高くなりやすい部位や地域でも、問題なく対応できます。
さらに、耐熱性が高く、夏には屋内の温度が高くなりすぎなるのを防いでくれるという省エネ効果も期待できます。
コスト面でリーズナブルという点もまた、シリコン塗料のメリットです。
外壁塗装によく用いられるフッ素塗料やウレタン塗料と比べると、1年当たりの単価が最も安くなるのが、シリコン塗料です。
シリコン塗料のデメリット
外壁塗装においては主流となっているシリコン塗料ですが、塗膜が固めという特徴があります。
そのため、経年劣化によってヒビが入りやすくなり、地震などが原因でひびわれが起こりやすくなってしまいます。
さらに、この塗膜の固さは、外壁の塗り直しをする際にも、新しく塗る塗料が密着しにくいというデメリットにつながります。
また、耐久性が高いと言っても紫外線や風雨の影響をどのぐらい受けるかによって、実質的な耐用年数は異なります。
例えば、外壁の塗り替えは10年ごとでOKでも、屋根にシリコン塗料を使うと耐用年数は10年よりも短い7年~8年ぐらいになってしまいます。
そうすると、塗り替えの時期が屋根と壁とでズレてしまうのです。
そのため、屋根は耐久年数がシリコンよりも長いフッ素塗料を使い、外壁にはシリコンを使う、といった工夫もおすすめです。
シリコン塗料には水性と油性がある
シリコン塗料には、水性と油性とがあります。
DIYで使える塗料なら水性もありますが、施工業者が使うのは、一般的に素地との密着性が高くて仕上がりも良くなる油性です。
油性シリコン塗料は水性と比べて施工の際のニオイが強いため、施行中にはご近所の迷惑になってしまうかもしれません。
その場合には、水性のシリコン剤で塗装することも可能です。
東村山市や東久留米市の彩館(いろや)では、シリコン塗料を使った外壁塗装も数多くの実績があります。
外壁塗装を検討している方で東村山市や東久留米市にお住まいの方は、お気軽に当社にご相談ください。