高額でしかも作業後すぐにはその質の良し悪しが判断しにくい塗装業界は、残念ながらそこにつけこんだ悪徳業者の多い業界でもあります。
悪徳塗装業者の多くは訪問販売の形で顧客を取ろうとしますが、訪問販売全てが悪徳業者というわけでもありませんから、悪徳業者を見分けるポイントを知っておく必要があります。

不安をあおる・急かす

突然訪問してきて、「お宅の外壁を見せてもらったのですが、かなり傷んでいてこのままだと危険ですよ」などと不安をあおる言葉を強調する営業員には要注意。
特に「次に台風が来たときには倒壊するかもしれない」などと言って今すぐにでも塗装工事をしないと身の危険があるかのように話すのは、悪徳業者にありがちな手口です。
誰でも危険が迫っていると聞かされれば慌てますし、そうなると冷静な判断を失いがちになることをよく知っているからです。
顧客に考える余地を与えないよう畳みかけるように話したり、「今契約すればこれだけ安くなります」などお得感を餌に急かし、冷静になって考える前に契約をとってしまおうとするのも同様です。

営業員に塗装の知識がない

このように「お宅を拝見しましたところ・・・」と如何にも塗装のプロのように訪問して来る営業員ですが、実は塗装についての知識は殆どないことが多いのが悪徳塗装業者の特徴です。
ですから前述の「このままだと危険です」という言葉も、具体的に現在どのような状態で放っておくとどのように「危険」が進行するか、それをどのような方法で防ぐことができるのかということになると、途端に曖昧な表現で誤魔化そうとしてきます。
なぜこのようなことになるのかと言うと、自社に職人を持っていない営業専門の会社だからです。
このような業者は上手く契約が取れればそれを下請け会社に回して、中間マージンを取って利益を得ています。
中間マージン分だけ料金は高くなりますし、彼らは中間マージンさえもらえれば後は顧客に用はなし、保証もアフターサービスもメンテナンスもないのが悪徳塗装業者のもう1つの特徴です。

口約束だけで契約を取ろうとする

塗装業者に限らず、殆どの悪徳業者に当てはまるのが、「できるだけ書類を残したくない」ということではないでしょうか。
悪徳業者であることの証拠となり得るものは作りたくないのですからそれも当然です。
「書類は後日」などと言って先に口約束で契約を取り付けようとする営業員はまず疑ってみて間違いないでしょう。

このような営業員は、キッパリと断ってください。
それでも外壁塗装に関する不安が残る場合には、東村山市に塗装会社彩館に相談してみることをお勧めします。