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安すぎる外壁塗装の見積もりに注意!

家の外壁塗装にはかなりの費用がかかるため、できるだけ安く見積もってくれる業者にお願いしたいと思うのは無理ないことですが、あまりに安すぎる見積もりには注意が必要です
塗装工事には絶対に外せない必要経費があるからこそ顧客にそれなりの請求がなされるわけで、これが異常に安いとなれば、何らかの必要経費を削っているということだからです。

塗料代の削減

外壁塗装料金の内訳を見ると、塗料や養生などの材料費だけで全体の25%を占めています。
ということは、大幅に料金を下げるためには材料費、特に塗料代を削減すればかなりの節約になるわけです。
と言っても塗料のグレードを下げれば塗料代は安くなりますが、これをしてしまうと見積書の内容からすぐに分かってしまいます。ではどうするかと言うと、グレードは落とさずに塗料を薄めて使うのです。塗料の多くはそのままでは使えず水や溶媒を加えて希釈して使用しますが、これを本来よりずっと薄くすれば、その分塗料は多くなります。
こうして少ない塗料缶数で塗装することで安くするわけです。
しかし勿論本来の規定量以上に薄めてしまうと塗料の粘着性は落ち、耐久性は大幅に短くなってしまうでしょう

人件費の削減

前述の材料費以上にかかるのが職人の人件費で、内訳で言えば料金全体の約30%を占めます。
従って人件費を削減できればこれも格安料金を実現できるわけですが、職人の人数を減らしてもその分工期が長くなるだけなので、これでは意味がありません。
ではどうするのかというと、職人の質を落とすのです。
ベテランの腕利き職人より、まだ経験が浅く技術も低いスタッフを使う方が人件費は安くなります。
そのうえ外壁塗装はある程度塗装経験のある人が塗れば見た目はほとんど同じ仕上がりになりますから、職人の質を下げても気づかれることは殆どないのです。
しかし実際には職人の腕によって塗装の耐久性は大きく変わりますから、技術の低い職人による塗装は耐久年数の低いものになってしまうでしょう

また人件費削減の別の方法は、本来必要なステップを省いて工期を短くしてしまうことです。例えば塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本ですが、中塗りを省いても見た目には分かりませんし、これで工期を短くし人件費を削減することができます。
しかし中塗りを省けばこれも耐久性を短くしてしまいますから、勿論これも本来行ってはならないことです。

安い過ぎる見積書を出されたなら、これらの点を確かめましょう。
東村山市に塗装会社彩館でも無料で見積もりを行っています。勿論施工の質を落とさず、できるだけお客様の要望に沿う価格になるよう努力しています。

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