外壁塗装の訪問販売によるトラブルは非常に多く、被害金額も大きいので警戒している人も少なくないでしょう。
それはとても良いことなのですが、外壁塗装の訪問販売が全て悪質なものとは限りません。
プロの目で見て本当に塗装工事をした方が良いと判断し、良かれと思って勧めてくる営業員もいます。
このような信用できる営業員を見分けるポイントは幾つかあります。

資格を持っている営業員

塗装工事の要不要を本当に判断できる人なのか、分かりやすいのはそれに該当する資格を持っているかどうかです。
例えば「塗装技能士」。
これは塗装の技術を認められた職人にのみ与えられる資格で、3級〜1級・特級までがありますが、2級合格のためには最低2年以上の、1級合格なら最低7年以上の実務経験が必要になりますから、最低でも2級取得者、1級ならより安心と言えます。
「外装劣化診断士」という資格もあり、その名の通り外装の劣化具合やその補修方法などを的確にアドバイスする能力を認められた人に与えられます。
更に「雨漏り診断士」という資格もあります。
実は雨漏りは、その原因となる箇所がハッキリわからないことの多い難しいもので、雨漏り診断士は建築や防水の知識でもって的確な雨漏り対処法を指導できる能力のある人に与えられる資格です。

塗装工事の必要箇所を分かりやすく説明してくれる営業員

塗装工事が必要であると言うのであれば、具体的にどこにどんな不具合が発生しているのか、放っておくとどんな可能性があるのか、更にはどんな補修をすると良いかを素人でも分かりやすく説明してくれる営業員なら、信頼できます。
逆に、「このままだと危険」「早く工事しないと大変なことになる」などと危険だけを強調して詳しい説明をしようとしない営業員、「専門的な内容になるので詳細は省きますが」などと誤魔化してくる営業員には注意してください。

適正価格を提示する営業員

家の塗装工事には多額の費用がかかりますが、それは人件費や足場代、材料費などそれなりに元手がかかるからです。
それなのに通常価格から考えて極端に安い金額を「値引き額」に提示する営業員には注意しましょう。
安易に格安金額に飛びつくと、結局手抜き工事をされたり、後になって次々と追加料金を取られたりする可能性があります。
逆に家の劣化具合に応じた適正価格を提示し、値引き交渉に関してはどの部分を値引きできるのか納得できる説明をしてくれる営業員は、信頼できるでしょう。

東村山市の塗装会社彩館でも、お家の塗装に関係する様々な疑問や相談に応じています。
勿論無料でムリな勧誘もありませんから、お気軽にご相談ください。