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経年劣化しない塗装が可能?無機塗料のメリットとデメリット

紫外線がよく当たる場所におすすめの塗料

外壁や屋根の塗装剤にはいろいろな種類の塗料があります。

その中でも、耐候性が高く、紫外線や風雨による経年劣化が最も少ないと言われているのが、無機塗料です。

無機塗料というのは、塗料の原料として、レンガや石など炭素を含まない無機質素材のみで作られている塗料のことで、塗料によって無機物の配合割合が異なります。

無機物の割合が高くなると、耐久性もアップするというメリットはあるものの、固くなるので塗りにくくなるというデメリットが発生してしまいます。

無機塗料のメリット

無機塗料には、耐用年数が25年~半永久という高い耐久性があります。

外壁塗装に使われている塗料の中でも耐久性が高い塗料と言えばフッ素が良く知られていますが、無機塗料の耐久性は、フッ素以上です。

しかも、有機物の含有量は少ないため、経年劣化によるひび割れなどが起こりにくく、塗膜が長期間長持ちしてくれますし、細菌や微生物のエサとなる有機物含有量が少ないため、カビや藻などのトラブルも起こりにくいというメリットがあります。

さらに、無機塗料は親水性が高く、外壁の表面に付着した汚れを浮かび上がらせることができます。

つまり、セルフクリーニング機能が期待できます。風雨にさらされてもお手入れすることなくきれいな状態を維持しやすいという点でが魅力です。

無機塗料のデメリットは?

耐候性が高くてセルフクリーニング作用も期待出来るハイスペックな無機塗料ですが、塗膜が固めというデメリットもあります。

塗料は無機物の割合が高くなるとテクスチャーも固くなるため、無機塗料の場合でも無機物の割合を高めてメリットを最大にしようとすると、テクスチャーが固すぎて塗料として塗ることが難しくなってしまいます。

そのため、その辺のバランスを考えた塗装方法や施工方法が必要となります。

また、無機塗料には、ひび割れが起こりやすいというデメリットもあります。

これも塗膜が固いために地震などに対応できずに起こってしまう現象ですが、施工方法を工夫することによって対応することが可能です。

無機塗料のデメリットには、コスト面のデメリットもあります。

このタイプの塗料は、㎡当たりのコストは4,500円~5,500円が相場となり、一般住宅ではあまり実用的ではありません。

そのため、頻繁に塗り替えることが難しい商業施設や超高層ビルなどに使われることが多いのです。

東村山市や東久留米市の彩館(いろや)では、一般住宅から商業施設まで外壁や屋根の塗装を取り扱っています。

塗料についても最適なものを提案しておりますので、東村山市や東久留米市にお住まいの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

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